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九谷陶芸村

2019年06月18日

九谷陶芸村

 

石川県の誇る伝統工芸九谷焼。
そのお店がズラリと軒を連ねているのが、ここ九谷陶芸村です。
イメージ的には「九谷焼ストリート」って感じでしょうか?

 

日本三大陶磁器と呼ばれる美濃焼・瀬戸焼・有田焼。
九谷焼はその内のひとつ、有田焼をルーツとします。
加賀藩の分藩である大聖寺藩の後藤才次郎が有田に渡って技能を習得し、この地に持ち帰ったのが始まりです。
その後藩の主力産業とすべく盛んに焼かれますが、どういう事情でかわずか50年で廃窯とされ、一旦はその歴史を閉じます。
それが復活したのが江戸後期。
京都からやって来た青木木米(あおきもくべい)が開いた窯を皮切りに、再び各地で焼かれ始めます。
そして現代にまでその系譜が続いているのです。

 

この九谷焼のお店ばかり集めたのが九谷陶芸村。
通り沿いにあるお店は全~~~部九谷焼のお店。
なかなかに見応えありますよ!

 

店先にはワゴン。
お買い得品を山積み。
どれも値頃感のあるものばかり。
もちろん贈り物として使えるような高価なものもちゃんとあります。
自分で使うのか?人にプレゼントするのか?
用途に合わせた自由な選択ができます。

 

お店だけじゃありません。
通りの中央にはカッコいいモニュメントがででーん!
全高4.7メートルもの巨大なステンレス製のリングがあります。
インパクト強烈です!

 

このリングは九谷焼の過去・現代・未来をイメージしたものだそうで、輪=終わりのない発展を意味するそうです。
さらにリング内は階段を伝ってくぐれるようなっており、、各ステップには赤・黄・青・緑・紫の5色があしらわれています。
この5色は「九谷五彩」と呼ばれるもので、九谷焼の絵付けに使われる5色の絵の具を表しています。

 

観光客がこのリングを背景に写真をパチリと撮る姿は定番の光景。
インスタ映えを狙うなら、ここは絶対外せませんよ!

 

さらにその奥には九谷焼陶芸館。
ここはいわゆる体験型の施設となります。
絵付けやロクロ体験などができ、自分だけのオンリーワン作品の制作が楽しめます。
ただ見るだけじゃなく実際に製造の現場にも触れてみたいって人は、ぜひ挑戦してみてください。

 

その向かいには九谷焼技術者自立支援工房。
ここは観光客向けというより、作家の卵を育てるための施設です。
まだまだ無名の若い作家さんたちの作品が販売されており、時には作家さん本人にも会えます。
運が良ければ、未来の大作家さんとの縁が生まれるかもしれませんよ!

 

さらに最奥には九谷焼技術研修所。
ここは観光客向けの施設ではなく、学校です。
陶芸作家を志す人のための技術指導センター。
ここで日々作家の卵たちが技術の習得に励んでいます。



九谷焼に気軽に触れられる九谷陶芸村。
買い物するもよし、体験するもよし。
そして未来の作家さんを応援するもよし。
ここには九谷焼を取り巻く今と未来がぎゅっと詰まっています。
そんな空気をぜひ感じてみてください。

 

すぐそこには九谷焼資料館や浅蔵五十吉美術館なんかもあります。
九谷焼をより深く理解したければ、ぜひこちらにも足を運んでみてください。

 

 

九谷陶芸村

住所:石川県能美市泉台町 22

TEL:0761-58-6102

 

 


 

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