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彦根城 天守閣
2019年07月02日

日本全国をざっと見渡しても、かつての姿をそのままに留めている天守閣はたったの12しかありません。
いわゆる「現存12天守」です。
その内のひとつが、ここ彦根城にある天守閣です。
天守閣がそびえるのは城の中心、本丸の中央。
構造は3層3階地下1階で、高さは石垣含めて約21.5メートル。
正直それほど大きなものではありません。
でもね。
いい~~~んですよコレが♪
一番の見所は不自然なほどにゴッテゴテに飾り立てられた屋根。
一説には4層5階の大津城天守閣を3層に圧縮して移築したためとも言われていますが、真偽は定かではありません。
が、見た目をかなり意識したことだけは明らかで、超凝ってます。
一層目の屋根を飾るのは2連に並んだ切妻破風(きりづまはふ)。
その間に半段上げて入母屋破風(いりもやはふ)。
二層目中央には曲線の美しい唐破風(からはふ)。
そして頂上の三層目に再び入母屋破風。
コンパクトな立体の中に、これでもかと装飾屋根を施しています。
窓も凝ってて。
1層目に並ぶのは突き上げ窓。
その名の通り蓋を付き上げてつっかえ棒で固定する窓です。
その上階、2層目と3層目には華頭窓(かとうまど)。
これは本来寺院建築に用いられる様式なのですが、ちょくちょく城郭建築にも取り入れられています。
理由はカッコ良さ。
その独特の格式というか風格が好まれたのでしょう。
さらに最上階をぐるりと囲む廻り縁と高欄。
いわゆるベランダで、当然本来の役目は外を見渡せるよう歩ける構造になっているはずですが、歩けません。
余裕で歩けません。
なんちゃってベランダです。
それじゃ意味ないやんと思われるかもしれませんが、これもやっぱりデザイン重視の結果だったのでしょう。
歩ける歩けないが重要ではなく、あるかないかが重要だったのです。
あれば良かったのです。
多分。(←?)
こんな見た目のカッコ良さを徹底追及した彦根城天守閣ですが、中の雰囲気はガラリと変わります。
戦闘のための仕掛けがいっぱい。
まず目につくのは階段。
めっちゃくちゃ急です。
手すりにつかまるか四つん這いにならないと、危なくてとても登れません!
これは戦闘を意識したためで、万が一天守閣内に侵入されても敵が上に登れないよう、この角度にしてあるそうです。
無理に登ろうとすると槍で突かれたり蹴り落とされたり、攻め手側にはとってもデンジャラスな階段なのです。
そしてズラリと並ぶ隠し狭間。
ここをガツン!と突けば簡単に壁に穴が開いて、外にいる敵を狙い撃ちできるという仕組みです。
これが至る所にありまして。
最上階にまであります。
最後の最後まで戦うぞ、という姿勢でしょうが。
こんな所から撃って当たるんですかね?(笑)
さらに先述の1層目にある突き上げ窓も実は戦闘用のもの。
この窓、突き上げた蓋がひさしの役割を果たします。
当時の鉄砲はまだ火縄銃の時代なので、雨にとっても弱いのです。
しかしひさしがあれば雨よけの役割をし、雨天でも敵をバンバン撃てるのです。
さらに破風の間。
破風は構造上ちょびっと突き出す形になるので、ここに空間を作ることでより敵に近づけます。
なのでここからの攻撃はとても有効なのです。
ゴテゴテと飾り立てられた屋根、実は何気に戦闘的な意味合いも込められているのです。
見た目+戦闘機能が巧みにミックスされた彦根城天守閣。
どうか訪問の際には、そんな仕掛けひとつひとつをじっくり吟味しながらご観覧ください。
おっと、そうそう。
ここまで全く触れませんでしたが、彦根城最強の見所と言えば。
ひこにゃん♪
運が良ければ天守閣にも現れます。
基本10時半にやって来るそうですが、必ず登場するわけでもないそうで。
どーーーーーしてもひこにゃんに確実に会いたいって人は事前にお問い合わせください。
「今日は予定があるからいないにゃん!」
と、教えてもらえるそうです。(にゃんとは言わないけど)
彦根城
住所:滋賀県彦根市金亀町 1-1
TEL:0749-22-2742